もう悪人なんて言わせません!
歴史の教科書に少しそれも「大悪人」として登場する蘇我入鹿を、「絶対悪人じゃない!」と主張し続けやっと手に入れた新事実。ここアマゾンで「蘇我入鹿」で検索して出てきた『驚愕のタイトル』の筈が、なんの不思議さもなく注文してみました。気になって一気に読め、気分もスッキリしました。聖徳太子という聖者自身にも、努力・偉業・悲劇の数々が分かり、蘇我入鹿はどれだけ人民に愛され、讃えられて(怨霊を恐れてではなく)きたのかが分かります。彼が"聖者"である理由は単に怨霊だというだけではないと思えるくらい。 著者関さんの切り込み方もいいです。 この本は結構前に出た本のようですが、まだ「蘇我入鹿は大悪人」「乙巳の変(大化の改新直前の入鹿さん暗殺事件)の黒幕は後の孝徳天皇にあたる軽皇子」と言う人・番組があとを絶たないのが気になります。 是非読んでみて下さい。
関さんの視点。
〜好きです。著者の視点のもちかた。この本だけでなく他の著作も意識しての意見ですが 裏付けや証拠や理論がためを、あまり気にせずに バンバンと直観を信じてやってしまうところがあるとしても そこが逆に、歴史家の因習とか壁を破るようで面白い!! それに、昔からどういうわけか「蘇我入鹿」という名を美しい名だなーと そう感じていて、また「聖徳〜〜太子」の名の美しいことは当然ながら わたし特有のピンとくるもので、凄いドラマが繰り広げられたにちがいない、と そう感じていました。 それにです、奇妙な縁で、木曽からやって来たという「蘇我さん」に会う機会があった。 青年でしたけど、波動がよくて、始終笑顔で、あの聖徳太子の姿絵のように 頬がふっくらしていて、穏やかでした。 わたしが〜〜粗末な心の状態だったので、呆れたのでしょう。一期一会の縁でした。 ということがあり、蘇我氏(彼は蘇我の子孫だと申していました)への興味は増していた。 ありがとう。頑張れ関佑二。〜
蘇我入鹿の正体
このタイトルを見た時は正直言って奇をてらっただけの ものでしかないだろうと踏んでいた。聖人を絵に描いたよ うな「聖徳太子」と悪人の極みである「蘇我入鹿」が同一 人物であるはずがないではないか!そんな思いだった。 どう考えても無理があるこのタイトル。 一体どう論を展開しているのか、半分は笑ってやろうとい う気持ちで読み始めた。 今まで「謎」だという認識すら持たずきた自分に間違い なく一石を投じた一冊になった。この一冊を片手に法隆寺 を初めとする聖徳太子ゆかりの地、斑鳩・飛鳥へ旅をした くなる一冊でもある。 今では著者関氏に世界にすっかりはまってしまっただけ でなく、古代史に対する見方がすっかり変わってしまった。 そして今では蘇我氏とい!う豪族に心を奪われてしまったよ うだ。
蘇我氏は悪者か?
ショッキングなタイトルにひかれてつい手にとってしまった。 聖人君子の代表聖徳太子と日本史界の悪役代表の蘇我氏。従来の学説では 両者の関係はまったく疑問をもたれることなく語られてきた。血縁に関し てだけいえばこの両者の確執に違和感を覚えたことはあってもまさか蘇我 入鹿と聖徳太子の同一人物とは…。しかしそれを裏付ける数々の証拠を次 々に突きつけられ最後には蘇我氏に対するイメージすら変えられてしまっ ていた。資料を重視する歴史学会に推理は必要とされないのかもしれない が真剣に論を戦わせて欲しいとまで思う。
ベストセラーズ
大化改新の謎―闇に葬られた衝撃の真相 (PHP文庫) 天武天皇 隠された正体 (ワニ文庫) 聖徳太子の秘密 「聖者伝説」に隠された実像に迫る (PHP文庫) 消された王権・物部氏の謎―オニの系譜から解く古代史 (PHP文庫) 蘇我氏の正体―日本書紀が隠そうとした真実
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